まあ、本当にどれだけ更新していなかったんだ ってぐらい久々な更新。って言うか引っ越して今の住所になって初めての更新ですね。
もう、先日の事になってしまいましたが、Trick or treat でハロウィン過ぎたのですが、ハロウィン企画のつもりだったので。
Trick or treatmentじゃないぞ!! まず、1 軒目 サライ通りのお店「
ミルフィオリ」の文字通りハロウィン向けのスイーツ。ただしここは本来がギャラリー&カフェといういわゆる軽食のお店であってスイーツ専門店ではないのですが、ハロウィン企画で売っていたのがこれです。

パンプキンプチマフィンです。
ご覧のようにハロウィン向けの専用ラッピングが施されておりいかにもそれらしい と言った趣。

お味はカボチャの甘みと皮の苦みが良いコントラストになっており、専門店でない割りには良い感じでした。お値段は1 個¥100でこのサイズとお味ならと言う納得のいくもの。安いからってバカにしてはいけませんよ。
2 軒目は元住吉ブレーメン通りにある手作りドーナツのお店の「
floresta」。ここでの戦利品は「動物ドーナツ」。自分はどういう性格か と言うならはっきり言うと
ネコリータです(^_^;) と言う訳でブツはこれ。

にゃあ の顔をしたドーナツで右が「こねこのクロ」、左が「こねこのミケ」です。
ここのオーナーは元々関西でレンタルショップの経営をしてた方でしたが、甘いものが好きだった事から「甘いもの」と「体に良いもの」の両立を考え
「本当に美味しくて体に良いものを広めたい」と一念発起して元住吉で2009年12月にこのお店を立ち上げたそうです。
ここのドーナツは材料を全て有機食品で統一し、北海道産の小麦粉と無調整豆乳、赤卵、国産バターなどを使い全て1 個1 個手作りで仕上げている拘りの逸品達ばかり。全28品目の中から曜日ごとにそれぞれ別のレシピをセレクトして狭いショーケースの中を工夫して飾ってあります。だから毎日同じメニューが食べられるのではなく、曜日ごとに違ったメニューがお待ちかねという店のサイズを考慮に入れた商品展開をしているのです。
動物ドーナツはそのうちの13種類にも及ぶ人気メニュー。そのうちの5 品目が猫のモチーフとなるシリーズとなっております。お店にも猫の大型フィギュアが店頭に並び、店主の猫好きをアピールしております。
このこねこのシリーズもミケの茶色の部分は有機栽培コーヒー入りのチョコレートガナッシュで仕上げてあり、後ろに隠れた部分はクロと同じビターチョコガナッシュ。耳の部分には丸ごとアーモンドを使ってあり型くずれを防いで、なおかつにゃあの耳らしい仕上がりとなっております。
お味はと言うと、耳のアーモンドを食べるのに手間が掛かりますが(歯の治療中orz )、生地はさっぱりとしていて食べやすく、甘みもコーティングのガナッシュに勝つ事がない押さえた仕上がりです。油もからっとしておりミスドのドーナツよりずっと食べやすい印象です。そう言えばこれを買う前日、ヨーカドーにミスドが来てたけど買わなかったなあ。多分これを買う事になっていたからなんだろうなあ。この世に偶然なんてない。あるのは必然だけ。
お値段はどちらも¥170でした。ミスドは1 個¥100だけど決して負けていなかったし、むしろこっちの方が美味しかったです。

さて、トリを飾るのは下小田中にある「
Catmints」と言うお店。

ここは特にハロウィンのネタが手に入らなかったのですが、「floresta」同様にゃあにちなんだ製品がありました。おやつにと買ってきたのは3 品。そのうち1 品がにゃあ絡み。

まずは定番のマドレーヌからココアマドレーヌ。お味は特に飛び抜けてはおりませんが、無糖の紅茶と良く合う程良い甘さとチョコの苦みのハーモニーが好印象です。

お次がにゃあにちなんだお菓子、その名も「猫の手」(^_^;)
これはいわゆる「ベイクドメレンゲ」なのですが、形が猫の手をイメージして作られております。一見すると判りませんが、裏にメレンゲの突起が浮き出ておりそれが「爪を立てた猫」を彷彿とさせる可愛いお菓子です。お味はこれも無糖紅茶に良く合う程良い甘さ。焼いたメレンゲの口の中で崩れる感じがまた格別のものがあります。

トリのトリを飾るのは洋なしのロールケーキ。
フルーツのロールケーキは何が入ってるのか判らない怖さがありまして(自分はりんごがダメなのでorz )、単品のフルーツのロールケーキが目を惹きました。その中で「秋を感じる」と言う理由で選んだものです。
紅茶味のスフレ生地はなんか他のロールケーキより薄い感じで、その為生地よりもむしろクリームの味が栄える感じ。中の洋なしも甘すぎず、みずみずしさを失わないけれど水っぽくないバランスの取れた感じ。クレープが貼り付けられたような独特の舌触りのスフレも良い感じです。
お値段はマドレーヌと猫の手が¥100、洋なしのロールケーキが¥300。
何れのお店にも言える事なのですが、どのお店も狭い間口の店内を効率よく利用しておりました。特に「floresta」は片面ディスプレイという「外店舗」の欠点を「日替わり商品の入れ替え展開」と言うアイディアで見事に克服していました。どのお店のスイーツもそのお店独自のアイディアを盛り込んだ特性か出ており、特にこの「floresta」さんのこねこドーナツシリーズには意表を突かれた気がしました。個性が良く出ており、同じ猫好きの店長さんにも猫を採り入れるアイディアが全く違っているおもしろさも感じております。

最後に「Catmints」さんのショップカードです。いわゆる「名刺」にあたるものですね。お店の中にはこのデザインに行き着くまでの試作の数々が並ぶ額があり、店長さんの拘りを感じさせてくれていました。ちなみに同じ名前の植物があるそうで、その写真も飾られておりました。女性の店長さん、と言う事もあるんでしょうか? ともあれ、また買いに行きたいお店ばかりでした。

次は近日中に食べたとある「有名店」のスイーツを紹介できることと思います。(予告? )