…なんでウルトラマンがカテゴリにない…?
この作品は本シリーズ中でも自分的にはNo.1です。
続きは「More...」で!!
昔はレオ、苦手だったんです。
あまり重いストーリーとかはどうも馴染めなくて…それ以前に、第3話のツルク星人のインパクトが強烈すぎて…orz…胴体真っ二つ!!いやあ、食事時に流す番組じゃあなかったと思い…orz…
けど、シリーズとしては違和感なかったです。難を言えば初期のOPテーマの暗さ…orz…
それが今ではメビウスと並んで好きなウルトラ戦士の筆頭ですからねえ…時が自分をどこまで変えたんだ?と言った所です。まあ、特訓絡みの物語はむしろ嫌いじゃなかったですよ。「ダンガードA」のキャプテン・ダンとか大好きだったし。
で、この物語はレオがおおとりゲンとして地球で生活するようになる以前の出来事として描かれています。ちょっとTVシリーズとは異なる部分もありますが(L77星を滅ぼしたのは双子怪獣ではなく星人本人 とか…)、レオが「獅子の瞳」を授かる経緯など、児童誌の先行記事からは解決出来なかった各種の疑問に明確な答えを出してくれていますので。
内容はどうかと言うと…
げっ!!いきなりL77星の王が出てきてる!!しくったーっ!!本編はすでに5巻から始まってたのかあっ!!orz
…気を取り直して…
児童誌の先行記事と明確に違う設定「変身出来るのは王族の男子のみ」が登場。その為児童誌に出てきたような王妃の変身体は出ていません。代わりにレオの「L77星における師」とでも言うべき「ドリュー」と言う「M78星雲人」が登場、王である戦士アルスの側近として活躍しています。
このオリジナルウルトラマンのデザインがまたかっこいい!!本当、メビウスにゲスト出演してもおかしくないインパクトがあります。彼、ドリューは作品中は当初より登場していたオリジナルウルトラマンですが、ここに来て存在感が出てきましたね。しかし、ドリュー、ゾフィー達と同期だったとは…
更にアルス王、強いです。巨体を利したパワーと自らが持てる技を絶妙のタイミングで生かして艦隊をけちょんけちょんにしてしまう。中盤でレオも変身して活躍。エネルギーで出来た艦首衝角刀を叩き折ります。TVシリーズの初期の己惚れも納得いく強さです。特訓を未完のまま戦場に赴く所も初期の無鉄砲さを彷彿させてGJです。
もう1つ、自分が気に入っている設定が、児童誌の先行で後付け設定された「L77星はM78星雲人と同じ祖先を持つ兄弟星」と言う設定ではなく、悪魔でも「光の国の人口太陽の暴走の被害を被った一民族に過ぎない存在」と言う事です。徹底して「被害者経験」を通す事でL77星の悲劇を劇的に描いてくれているのですから。
さて、本巻は表紙表にカバーと違うイラストが描かれています。そのイラストはカバー折り返しにも分割して使用されており、アルス王とドリューの勇ましい変身体がそうです。
いやあ、この巻見たら絶対、レオの本編見たくなるって。しかしがっ狩りなことに、「ウルトラチャンネル」潰れちゃったし…orz…DVDレンタル出来る人は絶対!!レンタルすべきですよ。
レオと言えばもう一つのトラウマが第40話のMAC全滅エピソードですね。あのシーンも初めて見た時が夕方だったかの再放送であったにも関わらず、怖かったのなんの…orz…その怖さは今でも引きずってるくらいでしたからねえ…シルバーブルーメ…orz…自分の中では「10-04 10-10」のダーリングウツボと立ち並ぶ不気味怪獣です。これが好きというヤツもいるから世の中判らん…orz…
えっと、ウルトラチャンネルはなくなってしまいましたが、円谷プロには「デジタルウルトラプロジェクト」と言う部署があり、ウルトラ作品を含む円谷作品以外にも川内康範作品や宣光社作品などを保有しているそうです。ただ、「電子書店パピレス」など外部企業の利用を要したり、携帯でないと利用出来ないサービスとかがあったりしてサービス低下感は否めません…orz…しかも2006年から更新されてないってどういうの?
そう言えばKPCシリーズに「
ウルトラマンSTORY 0」が出てきました。まずは「ゾフィー編」と「セブン・ジャック編」の2巻が発行されています。レオ編はだいぶ先かなあ…orz…
ACTION WORKSではゾフィーとメビウスが出ていますが、講談社が
マガジンZでのコラボ企画でレオを先行発売してくれたら買おうかなあ…アストラと一緒ならもっと欲しいし…
ミクロなら何を差し置いても買うつもりになるんですが、ACTION WORKS高いからなあ…orz…