正確には小型のプラモと言うべきでしょうが、この出来は驚いた!!
と言う訳で続きは…
今回はSRシリーズでも異色且つ出色の出来を誇ったこの製品について語りたいと思います。

相変わらずの¥400
ガチャシールですが、これが「SR
ファイアボール」の
ドロッセルお嬢のパッケージです。

ミニパンフを兼ねたマニュアル。ラインナップはノーマルのお嬢とお馴染みの2ユニットに加え、SRオリジナルの「祈祷ユニット グリニッジ」を加えた4種類。しかもグリニッジは本商品用に新たにデザインされた物です。
裏は付属のランナーパーツの装着法が左面に、「飛行ユニット オブルチェフ」のユニット展開方法や各部の詳細な説明が記載された取り扱い説明図が右面に書かれています。この説明で
驚愕の仕様が明らかになっておりますが、後で触れるので今は置いておく事にします。

さて、今回入手したお嬢の中身。パーツ構成はご覧の通り。入っていたのは通常形態のお嬢でした。

で、これが組み立ててみたお嬢。まだ一身上の都合でランナーパーツは「お下げ用」のジョイントしか付けていません。しかもハサミ使用…orz…バリが残って…orz…

さて、ここに取り出しましたるはマテリアルレディの1体。実はお嬢の身長はレディマテとほぼ同一。しかもデザイン上一部が制限されてはいるものの肘膝の二重関節部分を除いては腕に横ロール軸がない事を除いてかなりの可動部を持っています。


特筆すべきがこの手首部分。
驚くべき事にこのサイズで親指が回転可動、更に右手は4本連結ですが人差し指から小指まで可動、左手も人差し指と中指、薬指と小指がそれぞれ連結状態で2本づつ可動するのです!!先述の「驚愕の仕様」と言うのはこの手首の構造の事なのです。手首の付け根はボールジョイントですが、保持力もしっかりしており外れて付け直しても弛む事はありません。余り可動角度は大きくないのでそれ以上曲げようとすればポロリますが。あと、親指は小さいパーツで、内側にダボがあったりするわけではないのでポロリ注意です。下手に外れて落としたら十中八九見つけるのに苦労します。無くす可能性も大ですよ。要注意。

見返りお嬢。

「諜 報 員」の時のポーズのつもり。腕に横ロール軸がない為劇中ポーズを完全には再現出来ませんが、それでもfigmaに
かーなーり近い可動を誇ります。


お嬢らしいポーズをいくつか。やはりお嬢は下から見上げるポージングが似合います。

お嬢の目はクリアパーツなのでねんどろに近いリアルなイメージを持っています。figmaが塗装だった事から比べるとここは一歩抜きん出ていると思うところです。

ニッパを買ったのでようやく完全体のお嬢に。ランナーパーツも小さい上に一部嵌め合いの弱そうな部分もあるので紛失注意です。因みに写っていませんが、背中の肩口のパーツの1つを切り損ねてますorz

ゲデが欲しいところですがサイズ差が有り過ぎるので似非ゲデで。似非「ミクッセル」ゲデでご勘弁を…orz…
如何でしたでしょうか?自分はこのお嬢には満点に近い点数を上げてあげたいと思っています。まあ、封入時に左側のツインテにあった塗装のへばりつきと言う欠点こそあれ、可動域が素晴らしく、これは
「アーツ製ミクロアクション ドロッセル」と言っても過言ではない気がするのですよ。
実は、これを手にしていて思ったのが「
アーツさんでガチャでミクロマン200X展開したら面白いのに」と言う事です。通常ラインナップで展開するとだだ余りになる店頭販売形式のブリスターに比べれば
ガチャは添付出来るパーツのサイズが限られはすれどこれまでの様な一方的な販売傾向からは回避できるようになるし。要は「売れるアイテムと売れないアイテムの差」を回避出来るし。更に極端に大きくなりそうなパーツは分割したり、それでも大きい場合はネット販売専用にしたり。やり様によっては従来より売り上げが見込める気がするのです。今はミクロ飢餓時代。ミクロ者には願ってもない復活チャンスの気がしますが。では。

いやー、マジで
お嬢スゲー!!
ミクロをガチャで商品展開、というのは面白いアイデアだと思います。
ただ「ミクロマン」だと取っつきが悪いので、汎用可動素体、つまりマテフォをガチャで売ったらどうかと。
500円ならかつてのようにざらすで売るよりも、遙かに売れると思います。