[ 2008/01/22 00:11 ]
最近の絶望先生、なんと「ウルトラマンレオ」と密接な関係があるという奇妙な符号を見つけました。そこで今回はその件について。
続きは「More...」で!!
第百十五話「ダブルンの市民」以降、どうもウルトラマンレオと密接に絡むネタが増えているように思います…今回はその辺を羅列してみます。
・第百十五話「ダブルンの市民」 テーマ~ダブルバインド(二重拘束)
ゲン~レオとして双子怪獣は是非とも倒したい、が、地球人として生活している以上は地球人のやり方にも合わせていかなければならない
ダン~セブンとして怪獣を倒したいが変身出来なくなっているので地球人として戦うしかないが、MACの戦力では星人の異能力に追い着かない。
・第百十六話「最後の落葉」 テーマ~二番底
ゲン~L77星が双子怪獣とマグマ星人に滅ぼされてしまったので地球に亡命→円盤生物によってダン隊長もMACの仲間もスポーツセンターの仲間も失ってしまう
トオル~父子家庭だったがツルク星人に父親斬殺→円盤生物のために妹のカオルや母親代わりの百子らまでも命を奪われる
番組的~重すぎた内容によって人気低迷→オイルショックで制作費激減
・第百十七話「がっかりの葡萄」 テーマ~がっかりすること
マグマ星人~宿命の対決に決着、と 思いきや 別のヤツがストーカー紛いの行動に出たせいで評判ががた落ち
・第百十九話「様々なる一周」 テーマ~原点回帰
初期=スポ根ものの要素を採り入れたウルトラQ路線を目指すもダン隊長の評判が…→ウルトラ兄弟として仲間入りさせるために前作「タロウ」路線に→思い切って初期の「努力と根性」や「日常に潜む狂気」を描くためにレギュラー陣総入れ替え
・第百二十一話「渡しの個人主義」 テーマ~たすきを渡す
ダン~双子怪獣のために変身不能に…ゲンに地球の守りを託す事に
・第百二十二話「断崖の比較」 テーマ~比較する社会
モロボシ・ダン~ウルトラセブンの頃に比べて厳格になったために「あれはダンじゃない」とまで言われ、演じる森次氏も本作のダンに自信が持てなくなっていってしまった(「ダンという人間を演じきれなかった」と言う当時の発言まである)
(ただし、セブンの頃にも厳格さを見せた事が一度だけ有り、その話を印象深く思っていた人にとってはあまり違和感はなかったようである)
・第百二十三話「ガマンネスク」 テーマ~我慢しない事
「日本の民話より」シリーズ~「何でそのネタ我慢出来なかった?」と言う評判が多い
初期のゲン~我慢しないで突っ込んでいき、無様に敗北。民間人の犠牲者まで出す始末
う゛ーん、こう考えると「ウルトラマンレオ」って実に「絶望先生的」な物語だったんですねえ…
余談にはなりますが、おおとりゲンを演じていた真夏竜氏が久々に出たヒーローもの(しかも悪役!!)「時空警察ヴェッカーシグナ」で真夏氏演じる所の「獅子皇」…変身ポーズでゲンの格好取って途中で「違うな…」って言ったり、「全然ダメーッ!!」とNG入れた後、素に戻って演技指導するような素振り見せたり、「沈む夕日が私なら、昇る朝日もまた…私だーっ!!」とか、時空刑事オリオンに捕らえられた時には「私の朝日が…沈む…!!」と言ってみたり…
何でそのキャラ我慢出来なかった?(^_^;)